眉下切開術とは、その名の通り眉毛が生えている部分の下ギリギリに切開線を合わせて上まぶたの皮膚を切除し、たるみを改善する手術です。
上まぶたのたるみは様々な症状として現れます。 「昔は幅の広いパッチリ二重だったのに、徐々に幅が狭くなってきた」、「目が小さくなり目ヂカラが無くなってきた」と感じたら、それは上まぶたのたるみの一症状です。 このような症状を感じると、「埋没法を受けたい」とおっしゃる方が多くいらっしゃいますが、皮膚のたるみが強い場合はかなり幅の広い二重ラインを作る必要があり、逆に腫れぼったい不自然な二重になってしまうこともあり得ます。 根本的なたるみ改善策である眉下切開術を行うと、元々の二重ラインをそのままに、軽やかでスッキリとした二重を取り戻すことができます。
また、「おでこの横ジワ」もたるみの存在が疑われます。上まぶたの皮膚がたるむと目が開きづらくなりますが、無意識のうちに眉毛を上げることでこれを解消しようとするため、おでこに横ジワができてしまうのです。 たるんだ皮膚を除去すると眉毛を上げるクセが改善して眉毛の位置が下がり、おでこの横ジワが入りにくくなります。
眉毛下のラインに沿って余分な皮膚を取り除きます。 手術後、約1週間で抜糸を行います。しばらくは皮膚が過度に引っ張られたように感じますが、1~2か月かけて自然な形に馴染んでいきます。線状の傷跡は1~2か月は赤みや硬さが生じますが、3か月~半年でわからない程度まで目立たなくなります。眉墨やアートメイクなどをした場合にはまず気付かれることも無いでしょう。
切開前 医師と細かく打ち合わせ
眉毛下で余剰皮膚を切除
切開した皮膚を抜いあわせます