気になる症状をお選びください
水虫は、足のうらや爪、手のひらや体など皮膚のあらゆる所発生しうる、カビの一種である白癬菌(はくせんきん)により引き起こされる感染症です。
症状は様々で、指の間の皮がむけるものや、小さな水疱が出来るもの、かかとの角質が固く厚くなるだけのもの、また水虫の代表的な症状と思われているかゆみについても、でるもの出ないものがあります。
最もよく見られるタイプで、足指の間の皮がむけ、症状が進むと白っぽくただれたりしてむずむずとかゆい感じがします。
土踏まずや足の縁の部分に赤っぽい小さな水疱ができ、かゆみを伴います。
水疱は1週間ほど経つと乾燥して、皮がむけて直ったかのように見えますが、他の部分に新しい水疱ができ、少しずつ広がっていくため注意が必要です。
足の裏、特にかかとの角質が硬く、表面がごわごわになって白い粉がふいたようになります。かゆみなどの自覚症状はほとんどありません。
冬場はひび割れやあかぎれになってしまうこともあります。
爪の先から白く変色し、爪が厚くなります。かゆみはないため、自覚していらっしゃらない方もいます。
爪水虫は、見た目の悪さだけでなく、水虫を繰り返す原因になります。
水虫の原因となる白癬菌は、皮膚のいちばん外側にある角質層を好みます。
角質層がぶ厚くなっている足の裏や手のひらなどは、白癬菌は角質層の奥深くにまで生息しておりますので表面的な症状がなくなっても、外用をしばらくつけ続けることが肝心です!
水虫は治らないと思っている方が多いのですが、実は治療の途中で治ったと思い、止めてしまう方がいらっしゃるのです。 皮むけや痒みが無くなってから、3ヶ月位は根気強く治療を続けることが大事なのです
意外に忘れられているのが、足などの患部を清潔に保つことです。
長時間靴を履き続けていると、足は汗や脂で想像以上に汚れてしまいます。 靴下はできるだけ通気性のよい綿素材にする。事情が許せば室内では靴を脱いでスリッパ履きにするなど、できるだけ足を清潔で乾燥した状態に保つようにしてください。帰宅後はすぐに靴下を脱いで、足をきれいに洗いましょう。
水虫は、患部に直接接触することにより感染するのではなく、 切った爪やぽろぽろとはがれた皮膚を介して感染すると考えられています。
同居の家族など他人へうつさないようにするためには、切った爪が飛び散らないようにすることや、足を拭いたタオルなどを共用しないことにも気を付けてください。