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監修医師のプロフィール

◆経歴
東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大病院の皮膚科で5年間勤務
複数の病院で勤務した後、開業
現在に至る
◆監修医師からのコメント
武蔵野皮フ科クリニックは、長年にわたりニキビ治療を行っている皮膚科クリニックです。
これまで、多くのニキビ患者さんの治療を真摯に行って参りました。個人個人に適した保険・自由診療問わず治療のご提案を行います。
ニキビ肌で悩んでいる方に、日頃の生活スタイルやスキンケア、お悩みを細かくお伺いし、肌の状態や病気の程度に適した薬剤を処方します。

ニキビは慢性炎症性疾患で、炎症が長引くと、治療を行っても、ニキビ跡が残る場合が多くあります。早めの治療をおすすめ致します!
ニキビ跡、繰り返すニキビなどで、ストレスとなり生活リズムが損なわれることも多くみられます。

他院で処方されたお薬を塗っていても治らない方も、ぜひ一度武蔵野皮フ科へお越しください。

ニキビの特徴

①年齢と皮脂分泌

ニキビは思春期だけでなく大人になってからも続く慢性的な病気

思春期やホルモンバランスの変化によって多くの人が経験しますが、大人になってからも悩まされることがあります。
ニキビの原因には、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりが関係しています。毛穴の詰まりを改善する治療を続けることで、ニキビができにくい肌を目指すことができます。

ニキビは思春期から成人後も続く

②ニキビのはじまり

ニキビは、肌の毛穴が皮脂や角質で詰まり、炎症を引き起こすことで発生する皮膚のトラブルです。

毛穴が詰まったままだと、再発を繰り返し、ニキビ跡になるリスクが高くなります。病院では、ニキビの初期段階からしっかりと治療を進めていきます。

ニキビのはじまりは毛穴のつまり(コメド)です。

ニキビの種類

ニキビは思春期から成人後も続く

白ニキビ(閉鎖面皰)

毛穴が皮脂や角質で塞がれ、皮膚の表面に白い膨らみができる初期段階のニキビ。

【放置した場合のリスク】

白ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まっている初期段階です。この状態を放置すると、アクネ菌が増殖し、炎症が進行して赤ニキビ膿ニキビに悪化する可能性があります。

【悪化すると】

白ニキビが炎症性ニキビに進行し、治療が必要な状態になるだけでなく、跡が残るリスクが高まります。

黒ニキビ(開放面皰)

毛穴が部分的に開き、詰まった皮脂が酸化して黒くなる状態。

【放置した場合のリスク】

毛穴が開いて詰まった皮脂が酸化して黒くなった状態ですが、この段階で適切なケアを行わないと、やはり炎症が進行して赤ニキビ膿ニキビに発展します。

【悪化すると】

毛穴がさらに広がり、皮脂が溜まりやすくなるため、炎症を起こしやすくなります。結果として、ニキビ跡や色素沈着が残る可能性があります。

赤ニキビ(炎症性ニキビ)

アクネ菌が繁殖し、毛穴の周りが炎症を起こして赤く腫れたニキビ。

【放置した場合のリスク】

赤ニキビは既に炎症を伴っている状態で、早めに治療を行わないと炎症が広がり、膿を伴う膿ニキビ嚢胞性ニキビに進行する可能性があります。

【悪化すると】

炎症が深部に及ぶと、肌の組織が破壊され、クレーター状のニキビ跡(凹凸のある肌)が残りやすくなります。このような状態になると、跡が消えるまでに時間がかかるか、完全に消えない場合もあります。

膿ニキビ(膿疱)

炎症が進み、白血球の死骸や細菌が蓄積して膿を持つ状態。

【放置した場合のリスク】

膿を持った状態のニキビは、感染が広がりやすく、炎症がさらに悪化して皮膚の深い層にダメージを与えます。これにより、嚢胞性ニキビや**瘢痕(はんこん)**ができるリスクが高まります。

【悪化すると】

肌の表面だけでなく、内部の組織にも深刻なダメージが生じ、治療後も深いクレーターや色素沈着が長期間残る可能性があります。

嚢胞性ニキビ(重度の炎症性ニキビ)

皮膚の深い部分で炎症が進行し、大きな腫れや痛みを伴う。治療には時間がかかり、跡が残りやすい。

【放置した場合のリスク】

嚢胞性ニキビは皮膚の深部で炎症が進行している状態で、放置すると組織の大規模な損傷が発生し、大きな瘢痕が形成されます。さらに、他の毛穴にも炎症が広がる可能性があります。

【悪化すると】

嚢胞が破裂し、皮膚の深部に広範囲なダメージを与えることで、治療が難しいニキビ跡が残ります。また、感染症を引き起こすリスクも高まります。

結論: ニキビを放置することのリスク

ニキビは放置することで炎症が進行し、より深刻な状態に悪化します。
特に炎症性ニキビや膿ニキビは、跡が残りやすく、治療が難しくなるため、早めに適切なケアや治療を行うことが重要です。

施術の説明

保険治療

内服・外用

症状に合わせてニキビに効果のある塗り薬や飲み薬をお出しします。

保険治療の説明画像

自費診療

面圧

肌に圧力を加えることで、毛穴に詰まった皮脂や汚れを押し出し、毛穴の詰まりを解消します。これにより、ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌を防ぎ、ニキビの発生を抑えます。
また、面圧によって血行が促進されることで、肌の代謝が活性化し、肌の再生が進みます。その結果、ニキビの治癒が早く進むとともに、炎症が和らぎ、赤みや腫れが軽減されます。

施術は比較的短時間で終わり、ダウンタイムも少ないため、忙しい日常生活に支障をきたさずに受けることができます。施術後の赤みや腫れも一時的なもので、すぐに落ち着くのが特徴です。面圧は肌に優しく、初心者でも安心して受けられる治療法です。

面圧治療の説明画像

ピーリング

サリチル酸ピーリングは、古い角質を取り除き、肌の再生を促す治療法です。サリチル酸が皮脂に溶け込み、毛穴の詰まりや古い角質をやさしく除去します。抗炎症作用があり、ニキビや炎症を抑えるのに効果的で、敏感肌にも比較的優しいです。毛穴の黒ずみやくすみの改善にも役立ちます。

ピーリング後は紫外線に敏感になるため、日焼け止めと保湿をしっかり行うことが大切です。初心者にも適したマイルドなピーリングですが、続けることでより明るく滑らかな肌が期待できます。

ピーリング治療の説明画像

レーザー脱毛

レーザー脱毛は毛の再生を抑えることで毛穴が詰まりにくくなり、皮脂の分泌も減少します。これにより、ニキビの原因となる毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌が減り、ニキビができにくくなります。

また、レーザーの熱エネルギーが皮膚の炎症を改善する効果もあり、既存のニキビの炎症を和らげます。施術後の肌は滑らかになり、化粧のノリも良くなります。さらに、ダウンタイムが少ないため、普段の生活に支障をきたしにくいのも大きなメリットです。定期的に施術を受けることで、より良い結果が期待できます。

レーザー脱毛の説明画像

ダーマペン

ダーマペンは、微細な針を使って肌に小さな穴を開けることで、肌の自然な再生を促進します。このプロセスにより、コラーゲンの生成が促され、ニキビ跡や毛穴の改善が期待できます。
施術は比較的簡単で、麻酔クリームを使用するため痛みも少なく、ダウンタイムも短いのが特徴です。
施術後は一時的に赤みや乾燥が見られることがありますが、通常数日で落ち着きます。また、肌の質感が向上し、透明感やハリが増すため、ニキビだけでなく肌全体の改善が見込めます。

ダーマペン治療の説明画像

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)技術を使用し、肌のニキビ治療に効果的な美容治療です。
この治療法は、様々な波長の光を肌に当てることで、ニキビの原因となる皮脂の分泌を抑え、炎症を軽減します。また、コラーゲンの生成を促進し、肌の再生を助けるため、ニキビ痕の改善にも有効です。

フォトフェイシャルの最大の特徴は、非侵襲的であることです。手術や針を使わず、肌に優しい光を当てるだけで施術が完了します。そのため、ダウンタイムが少なく、施術後すぐに日常生活に戻れるのが魅力です。また、施術時間も短いため、忙しい方でも手軽に受けることができます。
肌への負担が少なく、施術後のケアも簡単で、ニキビの改善をスムーズにサポートします。

フォトフェイシャルの説明画像

ACRS

ACRSは、細胞の再生を促進し、ニキビの原因となる皮脂分泌や炎症を抑えることで、トラブルの根本的な改善をサポートします。また、ニキビ痕やクレーターの改善にも効果的で、なめらかで均一な肌質へと導きます。施術中の痛みが少なく、ダウンタイムも短いため、すぐに日常生活に戻ることができます。初心者にも安心して受けられる治療法で、専門の医師が丁寧に対応し、肌への負担を最小限に抑えます。

このように、ACRSは肌の再生を促進し、ニキビの改善や痕の軽減に効果的です。

ACRS治療の説明画像

症例

10代女性 (頬のニキビ痕)

施術名 脱毛 顔全体5回
治療の説明 医療用レーザーを使用し脱毛させることにより、カミソリ負けで雑菌が増えることをなくし、毛穴が引き締まり、ターンオーバーが良くなり毛穴へ角質がたまりにくくなり、ニキビの原因である面疱ができにくくなることも想定されます。
金額 合計66,000円 (キャンペーン時学生回数券)
通院期間 5ヶ月
施術の副作用

赤みが強いニキビが広範囲にできている場合は脱毛できません。レーザーの刺激や熱で、ニキビが悪化するリスクがあります。

その結果、ニキビが治るのが遅れ、ニキビ跡が残るリスクにもつながります。

まれに施術後に赤み・皮向け・毛嚢炎が起きる場合があります。

20代男性(顔全体のニキビ痕、コメド、赤ニキビ)

施術名 リチル酸ピーリング3回、ダーマペン 顔全体3回
治療の説明 極真の針で皮膚表面に目に見えないほどの微小な穴を開けることで、肌の再生能力を活性化させ、凹凸のない滑らかな肌に導く治療法です。
金額 サリチル酸16,500円
ダーマペン72,000円(学生キャンペーン適応)
通院期間 各施術月に1度 合計6回
施術の副作用

施術直後は、針の跡が点状に見えたり、赤み、内出血や腫れが生じることもありますが、ほとんどの 場合、数日で消失します。

発赤、血腫、感染、膿疹、過敏症などが起きることがあります。

効果については個人差があります。

べピオ、エピデュオなどニキビ治療外用薬をご使用の方は3日前までにご使用を休止してください。

10代 女性(顔全体のコメド、赤ニキビ、ニキビ痕)

施術名 サリチル酸ピーリング 顔全体5回
治療の説明 サリチル酸ピーリング(サリチル酸マクロゴールピーリング)は古い角質を剥ぎ取り、新しい健康的な肌を手に入れられる治療法です。
金額 合計26,400円(学生回数券)
通院期間 5ヶ月
施術の副作用

まれに施術後に赤み・皮向けが起きる場合がございます。

べピオ、エピデュオなどニキビ治療外用薬をご使用の方は3日前までにご使用を休止してください。

10代 男性(白ニキビ、赤ニキビ)

施術名 フォトフェイシャル 顔全体5回
治療の説明 フォトフェイシャルはIPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれるフラッシュライトを照射して治療を行います。小じわ、しみ、そばかす、くすみ、にきび跡、毛穴の開き、赤ら顔など、お肌のあらゆるトラブルに効果を発揮します。
金額 合計26,400円(学生回数券)
通院期間 5ヶ月
施術の副作用

まれに施術後に赤み・皮向けが起きる場合がございます。

べピオ、エピデュオなどニキビ治療外用薬をご使用の方は3日前までにご使用を休止してください。

10代 女性(白ニキビ、赤ニキビ)

施術名 フォトフェイシャル 顔全体5回
治療の説明 フォトフェイシャルはIPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれるフラッシュライトを照射して治療を行います。小じわ、しみ、そばかす、くすみ、にきび跡、毛穴の開き、赤ら顔など、お肌のあらゆるトラブルに効果を発揮します。
金額 合計26,400円(学生回数券)
通院期間 5ヶ月
施術の副作用

まれに施術後に赤み・皮向けが起きる場合がございます。

30代 女性(赤ニキビ、ニキビ痕)

施術名 ACRS顔全体3回
治療の説明 ACRS(自己血サイトカインリッチ血清)は、自己血の抗炎症作用をもつ抗炎症性サイトカインを増やした状態で肌の内部に注入し、肌再生を促す治療方法です。 慢性炎症は、様々な肌トラブルや老化の原因になります。
金額 248,000円(キャンペーン時価格)
通院期間 4ヶ月
施術の副作用

腫れ、内出血、感染、左右差、アレルギー反応、しこり形成など

40代 男性(赤ニキビ、ニキビ痕)

施術名 ACRS顔全体6回+ジュベルックナース打ち3回
治療の説明 ACRS(自己血サイトカインリッチ血清)は、自己血の抗炎症作用をもつ抗炎症性サイトカインを増やした状態で肌の内部に注入し、肌再生を促す治療方法です。 慢性炎症は、様々な肌トラブルや老化の原因になります。
ジュベルックは、「ポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)」と「非架橋ヒアルロン酸」の成分を組み合わせたスキンブースター製剤です。 「ポリ乳酸(PDLLA)」は、線維芽細胞を刺激してコラーゲンなどの肌成分を作られやすくする持続的な効果が期待できる成分です。ナース打ちでは、ウルティムガンという注入機器を用いて注入していきます。
金額 680,800円(キャンペーン時価格合計)
通院期間 12ヶ月
施術の副作用

腫れ、内出血、感染、左右差、アレルギー反応、しこり形成など

注意事項

【ニキビ治療時の施術前の注意点】

ベピオゲル、デュアック配合ゲル、エピデュオゲル、ディフェリンゲルを使用している方は、3日前から使用を中止してください。同じようにゼオスキンヘルスなどでトレチノイン(レチノイン酸)やビタミンA(レチノール)をお使いの方も3日前から中止してください。

【その他の注意点】

施術直後は注入部位を擦ったり、刺激のある化粧品をなどは避けて清潔に保つようにしてください。

下記に当てはまる方は、施術を受けられないことがあります

現在妊娠している方、今後6ヶ月以内に妊娠する可能性のある方、授乳中の方

内服治療中の方

施術部位に創傷などの傷や炎症がある場合

金属アレルギー、ヘルペスのある場合

料金

面圧

初回 ¥5,500(麻酔代、外用・内用薬別途)
17歳まで ¥11,000(麻酔代、外用・内用薬別途)
18歳から ¥22,000(麻酔代、外用・内用薬別途)
35歳以上(基礎疾患ありニキビ治療の方) ¥44,000(麻酔代、外用・内用薬別途)

サリチル酸ピーリング

1回 8,800円
5回 39,600円
学生 1回 5,500円
学生 5回 26,400円

脱毛(顔全体)

女性 1回 22,000円
男性 1回 33,000円

ダーマペン(麻酔クリーム付き)

1回 40,000円
初回 28,000円
3回券 108,000円
5回券 160,000円

フォトフェイシャル

1回 33,000円
初回 23,100円
5回セット 148,500円
10回セット 264,000円

acrs(頭・顔・頸部)麻酔クリーム付き

いずれか1部位 1回 198,000円
いずれか1部位 3回 534,600円

LINE限定でお得なキャンペーン配信中です!
モニター価格もございます。

ニキビをできにくくする為のセルフケア

食生活に気をつける

脂肪、糖分、刺激物の取りすぎはニキビの原因になります。

例えば、動物性脂肪を多く含む肉類、バター、チョコレートやケーキ、スナック菓子、スパイスの効いた刺激物、コーヒーなども刺激物です。

特に肌の調子が悪い時は刺激物を減らし、栄養をたっぷり取りましょう。

美肌の敵  睡眠不足をなくす

できれば、6時間以上は睡眠を取りたいものですね。
特に「肌のゴールデンタイム」といわれるPM10:00~AM2:00に睡眠を取ることで、皮脂の分泌が増えにくくなるのでニキビ予防になります。

寝ている時は、普段脳に回る血液が、眠っていることで栄養とともに流れ、そこで肌の再生が行われます。
しかし、なかなか早く寝ることが出来ない方も多いと思います。なるべく週に数日は日付が変わる前に寝るなど、出来るところからはじめてみましょう。

寝つきが悪い場合は、部屋を真っ暗にする、眠る前にPCや携帯を見ないなど気をつけてみると質の良い睡眠が取れます。

また、枕は肌にふれますので、カバーをこまめに洗うことも効果的です。

ストレスをなくす努力を!

強いストレスを感じると、皮脂の分泌を促進するホルモンがでます。
でも、ストレスのまったくないなんて人はそうそういませんよね?スポーツや自分の趣味に時間をさくなどして、何か物事に集中する時間を持ち、うまく工夫をしてストレスを発散させましょう。

好きな香りをかぐことなどもリフレッシュ方法のひとつです。

肌への刺激を避ける

髪の毛が顔にかかるだけでも、肌には刺激を与えることになります。
特に、ヘアクリームやヘアワックスを使用している毛先が当たると、ニキビができやすくなります。
日中は髪を上げていられない場合などでも、帰宅後など髪を束ねる、前髪を上げるなど気をつけてみてください。

またどうしてもニキビは触りたくなってしまうと思います。
肌を見ると余計気になるという方は、不必要に鏡を見ないようにするのもひとつの方法です。
またかゆみなどを感じる場合は、可能であれば化粧水のスプレーなどをして、肌を落ち着かせましょう。

ニキビ治療に関するよくある質問

Q.ニキビは自然に治りますか?

軽度のニキビは自然に治ることもありますが、適切なケアをしないと悪化する可能性があります。

特に炎症性ニキビや膿ニキビなどは放置すると跡が残りやすくなりますので、早めに皮膚科で適切な治療を受けることが大切です。
また、自然治癒に任せると時間がかかり、日常生活に支障をきたすこともあるため、早期治療がおすすめです。

Q. ニキビ治療にはどのくらいの時間がかかりますか?

治療期間はニキビの状態や治療法によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月かかります。

軽度のニキビは数週間で改善することが多いですが、重度のニキビや跡が残るような状態の場合は、治療が長期にわたることもあります。また、治療中は再発を防ぐために継続的なスキンケアが必要です。

Q.食生活がニキビに影響しますか?

はい、食生活はニキビに影響します。

油分の多い食事や甘いものを過剰に摂取すると、皮脂の分泌が増え、ニキビが悪化することがあります。また、ビタミンやミネラルが不足すると、肌の健康が損なわれるため、バランスの取れた食事が重要です。特にビタミンAやE、亜鉛がニキビの改善に役立ちます。

Q.ニキビ跡は消えますか?

軽度のニキビ跡は時間とともに薄くなることがありますが、深いニキビ跡は治療が必要です。

クレーター状の跡や色素沈着がある場合、レーザー治療やケミカルピーリングなどの医療的な処置が効果的です。また、早めの治療でニキビ跡ができるのを防ぐことができるため、ニキビが悪化する前に治療を受けることが推奨されます。

Q.ニキビ治療後、再発を防ぐためにはどうしたらいいですか?

再発を防ぐためには、適切なスキンケアと生活習慣の改善が必要です。

まず、皮脂や角質をしっかりとケアするために、日常的な洗顔や保湿を行うことが大切です。また、ストレス管理、規則正しい食事や睡眠、そしてホルモンバランスを整えることも再発予防に役立ちます。定期的に皮膚科でチェックを受けるのも有効です。

Q.小さいニキビでも受診しても大丈夫でしょうか?

はい、小さいニキビでも受診することは大丈夫です。

どんなに小さなニキビでも、放置すると悪化する可能性があるため、早期の受診をお勧めします。お悩みのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

Q.市販のスキンケアでも治りますか?

市販のスキンケア製品は、軽度のニキビや予防には効果がありますが、全てのニキビに対して十分な効果があるわけではありません。

特に、ニキビが中度から重度の場合や、炎症が強い場合には、市販の製品だけでは不十分なことがあります。専門の皮膚科医による診察を受けることで、より効果的にニキビを改善することができます。お悩みの際は、お気軽に専門医    に相談することをお勧めします。

ニキビを治療・改善する上でやってはいけないこと

ニキビを治療・改善する際に、間違ったケアや習慣は悪化を招くことがあります。
以下に、ニキビケアで「やってはいけないこと」を紹介します。

1. ニキビを無理に潰す

ニキビを自分で潰すと、皮膚に深いダメージを与えることになり、炎症が悪化したり、ニキビ跡(クレーターや色素沈着)が残るリスクが高まります。また、指に付着している細菌が感染を引き起こす可能性もあります。

2. 洗顔のしすぎ

過度な洗顔は肌のバリア機能を壊し、皮脂を過剰に除去することで逆に皮脂の分泌が増えることがあります。また、肌が乾燥すると余計に皮脂が分泌され、ニキビの悪化につながります。適度な洗顔が重要です。

3. 油分の多いスキンケアを使う

ニキビ肌に対して油分の多いクリームや化粧品を使うと、毛穴を詰まらせる原因になります。ニキビができやすい肌にはノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい)製品や、水分ベースの軽いスキンケアを選ぶようにしましょう。

4. 寝不足・ストレスを放置する

睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスを崩し、皮脂の分泌を増加させてニキビを悪化させることがあります。適切な睡眠とストレス管理は、ニキビの治療や予防において重要な要素です。

5. 市販の強力なピーリング剤の多用

市販のピーリング剤を頻繁に使うと、肌が敏感になり、バリア機能が低下します。これにより、炎症が増してニキビが悪化することがあります。ピーリングは、医師の指導のもとで適度に行うのが最適です。

6.食生活の乱れを無視する

油っこい食事や甘いものを過剰に摂取することは、皮脂の分泌を促し、ニキビを悪化させる要因となります。バランスの取れた食事を心掛け、ビタミンA・C・E、亜鉛などが含まれた食品を積極的に摂取することで、肌の健康をサポートします。

7.スキンケアを急に変える

新しいスキンケア製品を頻繁に試したり、急に使うものを変えると、肌が敏感に反応し、ニキビが悪化することがあります。新しい製品は少量から試し、肌に合うかを確認することが大切です。

8.紫外線対策を怠る

紫外線はニキビを悪化させ、ニキビ跡を濃くする原因にもなります。特にニキビ治療中は紫外線に敏感な状態なので、日焼け止めを必ず使用し、紫外線対策をしっかり行いましょう。ノンコメドジェニックの軽い日焼け止めがおすすめです。

9.クレンジングでしっかりと汚れを落とさない

メイクや皮脂が毛穴に残ると、毛穴が詰まりやすくなり、これがニキビの原因になることがあります。また、汚れが残ることで肌のバリア機能が低下し、乾燥や赤みが生じることもあります。結果として、肌トラブルが悪化することがあるため、毎日のクレンジングは重要です。しっかりと汚れを落として、健康な肌を保ちましょう。

まとめ

ニキビを治療・改善するためには、正しいケアと生活習慣が必要です。間違った方法を避け、医師の指導のもとで適切な治療を行うことが、ニキビの悪化を防ぎ、肌の健康を守るカギです。

注意事項

・施術直後は注入部位を擦ったり、刺激のある化粧品をなどは避けて清潔に保つようにしてください。
下記に当てはまる方は、施術を受けられないことがあります。
・現在妊娠している方、今後6ヶ月以内に妊娠する可能性のある方、授乳中の方
・内服治療中の方
・施術部位に創傷などの傷や炎症がある場合
・金属アレルギー、ヘルペスのある場合

ニキビ治療にステロイドは適用か

ステロイド外用薬をニキビに塗りすぎると、皮膚が薄くなったり、免疫力が低下してニキビができやすくなるリスクがあります。
ステロイド外用薬には、炎症を抑える効果がありますが、免疫力を低下させる作用もあります。
そのため、細菌による感染を起こしているニキビの場合は悪化させる可能性があります。

また、ステロイド外用薬は毛細血管を収縮させるため、皮膚が薄くなったり、毛細血管がもろくなり拡張してくることもあります。

ステロイド外用薬を使用する際は、決められた用法・用量を守りましょう。5~6日間使用しても症状がよくならない場合や悪化した場合は使用をやめ、医師や薬剤師に相談してください。